息もできない
第18章 悪いのは誰なのか
俺が答えを出し渋っていると春陽が啄ばむようなキスを仕掛けてきて俺の頭を春陽の胸に導いた
春陽の少しだけ早い心音を聞きながら見上げるとまた少し鼓動が早くなる
「直、一緒に住もう?」
上から降ってくる甘い囁きに俺の鼓動も少し早さを増す
なんだか苦しくてその苦しさを紛らわすように春陽の胸板に顔を埋めて
「ーーうん」
と一言だけ
そしたら春陽が俺を少し持ち上げて抱きしめた
俺の首元に顔をうずめて
「嬉しい」
って
それだけで俺の幸せは頂点で
脳から心臓へ、そして俺の身体中を巡る血液と一緒に全身へ
春陽への愛しさで身体がいっぱいになる
ぅあ
泣きそう
ぐず、と鼻をすすると
なんでか焦ったように春陽が体を離して俺の顔を覗き込んだ
「どした?直なんで泣いてるの?俺なんかした?」
なんでこんな心配性なんだろ、今日
「だいじょぶだよ?なんで?」
「ん?んー…」
春陽の少しだけ早い心音を聞きながら見上げるとまた少し鼓動が早くなる
「直、一緒に住もう?」
上から降ってくる甘い囁きに俺の鼓動も少し早さを増す
なんだか苦しくてその苦しさを紛らわすように春陽の胸板に顔を埋めて
「ーーうん」
と一言だけ
そしたら春陽が俺を少し持ち上げて抱きしめた
俺の首元に顔をうずめて
「嬉しい」
って
それだけで俺の幸せは頂点で
脳から心臓へ、そして俺の身体中を巡る血液と一緒に全身へ
春陽への愛しさで身体がいっぱいになる
ぅあ
泣きそう
ぐず、と鼻をすすると
なんでか焦ったように春陽が体を離して俺の顔を覗き込んだ
「どした?直なんで泣いてるの?俺なんかした?」
なんでこんな心配性なんだろ、今日
「だいじょぶだよ?なんで?」
「ん?んー…」