息もできない
第18章 悪いのは誰なのか
こんな状況も楽しくて幸せで
俺は春陽の首に腕を回した
「早く行く。春陽とデートしたい」
本音をぶつけてみると春陽は優しく微笑んでまた料理を運ぶ
「水がのみたい」と言ってみたらコップの水を春陽に口移しされまた食べさせられてを繰り返して
本当に楽しい朝食だった
歯を磨いて顔を洗っていると春陽が「あ…」と呟いた
「どうかした?」
「俺、服ない」
「あ…」
昨日着てたのは流石になぁ
あ………!!
「じゃあ俺の着る?」
「俺が着れるのあるかな」
身長は春陽のが高いんだけどそんなのはどうとでもなる。問題は体格だ
筋肉に乏しい俺の体はただ細いだけって感じだけど、春陽の身体は程よく筋肉が付いてる
所謂細マッチョで
「うーん?探してみる」
着れないことはないと思うけど、選ばないとやばいかも…
で、俺が出したのは結局Tシャツとパーカー
「なんか……ごめん…」
「?なんで謝ってるの?これブランドもののパーカーでしょ。しかも新品。むしろ俺が着ちゃっていいの?」
「うん」
少しだけ
ほんの少しだけ
俺、悪いこと考えてます
俺は春陽の首に腕を回した
「早く行く。春陽とデートしたい」
本音をぶつけてみると春陽は優しく微笑んでまた料理を運ぶ
「水がのみたい」と言ってみたらコップの水を春陽に口移しされまた食べさせられてを繰り返して
本当に楽しい朝食だった
歯を磨いて顔を洗っていると春陽が「あ…」と呟いた
「どうかした?」
「俺、服ない」
「あ…」
昨日着てたのは流石になぁ
あ………!!
「じゃあ俺の着る?」
「俺が着れるのあるかな」
身長は春陽のが高いんだけどそんなのはどうとでもなる。問題は体格だ
筋肉に乏しい俺の体はただ細いだけって感じだけど、春陽の身体は程よく筋肉が付いてる
所謂細マッチョで
「うーん?探してみる」
着れないことはないと思うけど、選ばないとやばいかも…
で、俺が出したのは結局Tシャツとパーカー
「なんか……ごめん…」
「?なんで謝ってるの?これブランドもののパーカーでしょ。しかも新品。むしろ俺が着ちゃっていいの?」
「うん」
少しだけ
ほんの少しだけ
俺、悪いこと考えてます