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息もできない

第18章 悪いのは誰なのか

「ん…」


言われるがままに座ると、春陽は俺の履いていたズボンを下ろした


「ぇ、待っ…春陽!?」
「いくらあんまり人が来ないからって大声はだめだよ、直」


そんなこと言われても!
何する気!?


春陽は下着で便器に座る俺をみて微笑んだ


「直、やらし」
「なん、で…」


春陽は便器に空いた排泄用の穴を使って俺の股間を下からするりと撫で上げた


「ぅ…ん……」


必死で声を抑えていると、春陽が耳元で囁いた


「ただの便器なんだけど、直が座ってるとえっち椅子みたいだね?」


えっち椅子、って…あの、ラブホとかにある椅子の真ん中に窪みがついてるやつ?


それを理解したとたん俺の顔が熱くなった


「顔真っ赤だよ。可愛い」


春陽は普通の椅子に座っているんじゃ触れないような下の方まで手で撫でて、二つの玉を弄ぶように揉んだ


「ふ、うん…ぁん…春陽…」


俺は自分の股間をまさぐっている手を止めようと春陽の腕を掴んだけど、快感を感じてるような状態でそんな力が出るはずもなく
もっとやって、と促すように手を添える形になってしまった


「あれ、直どうしたの?ここ、腫れてる」


と春陽が触れたのは俺のモノ

感じて勃ち上がったそれの先端からは下着を変色させるほど先走りが流れている

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