息もできない
第19章 前回とは違うのです
少し遅くなってお昼を過ぎたくらいにお店に行くと、外には短いけど人が並んでいた
うわぁ、失敗した
並んでる……
昨日に引き続きお昼時はやっぱり混む
何時に入れるかなー
外に置かれた予約用の紙に名前を書いて椅子に並んで座って考えていると、春陽が出て来てその紙を見ながら並んでいた人に声を掛けた
「2名でお待ちのサトウ様、お待たせいたしました」
相変わらずかっこいいなーと見ているとお客さんを案内しようとした春陽がふとこっちを見た
それからお店の中に声を掛けてお客さんを中に入れると、俺の方に歩いてくる
「直、来てたのか。声掛けてくれれば良かったのに」
「邪魔しちゃ悪いと思って」
「邪魔なわけないだろ。おいで?」
「え?ちょ…」
春陽に手を引かれて店内に入ると、店内は混雑しているのに俺がいつも座っているカウンターの端っこの席が空いていた
そしてその席の机には「reserved」と書かれた板が置かれていた
予約席……って……
春陽が耳元で
「直専用ね?」
って囁いて、俺は顔が熱くなるのを感じた
恥ずかしい…!!
俺が俯いていると
「全く。自分の店だからって好き勝手してー」
と誰かに言われた
うわぁ、失敗した
並んでる……
昨日に引き続きお昼時はやっぱり混む
何時に入れるかなー
外に置かれた予約用の紙に名前を書いて椅子に並んで座って考えていると、春陽が出て来てその紙を見ながら並んでいた人に声を掛けた
「2名でお待ちのサトウ様、お待たせいたしました」
相変わらずかっこいいなーと見ているとお客さんを案内しようとした春陽がふとこっちを見た
それからお店の中に声を掛けてお客さんを中に入れると、俺の方に歩いてくる
「直、来てたのか。声掛けてくれれば良かったのに」
「邪魔しちゃ悪いと思って」
「邪魔なわけないだろ。おいで?」
「え?ちょ…」
春陽に手を引かれて店内に入ると、店内は混雑しているのに俺がいつも座っているカウンターの端っこの席が空いていた
そしてその席の机には「reserved」と書かれた板が置かれていた
予約席……って……
春陽が耳元で
「直専用ね?」
って囁いて、俺は顔が熱くなるのを感じた
恥ずかしい…!!
俺が俯いていると
「全く。自分の店だからって好き勝手してー」
と誰かに言われた