
息もできない
第19章 前回とは違うのです
声がしたカウンターの中に顔を向けてみると、こちらを見る男の人
身長は低めで、少し童顔だけど爽やかな顔だちをしている
その人は俺を見て柔らかく微笑んだ
「初めまして。俺、藤波 隆(フジナミ タカシ) っていいます。この店の副店長やってます」
わぁ
可愛らしい人
「こちらこそはじめまして。谷口直と申します」
俺がいつも通りの面の皮の厚さを披露すると藤波さんは少し驚いた顔をした
「あれ?ハルさんから聞いてたのと印象が違うな。もしかして人違い?」
すると春陽が笑いながら答える
「いいや?この人だよ。可愛いだろ?」
「綺麗な人ですね」
俺を褒めている……
居づらい………
俺が二人を独占しているとお客さんから「すみません」と注文のために呼ぶ声が聞こえて春陽も藤波さんも急いで仕事に取り掛かった
俺は1人で席に座って頬杖をつきながら春陽の仕事っぷりを見つめる
お休みっていいなぁ
こんなにずっと春陽と居られるなんて
素敵
ぼんやりと考えていると藤波さんに声をかけられた
「ほんと、同じ男として腹立ちますよねー。ハルさんイケメンだし、仕事も出来るし女の子から大人気。羨ましいですよね」
身長は低めで、少し童顔だけど爽やかな顔だちをしている
その人は俺を見て柔らかく微笑んだ
「初めまして。俺、藤波 隆(フジナミ タカシ) っていいます。この店の副店長やってます」
わぁ
可愛らしい人
「こちらこそはじめまして。谷口直と申します」
俺がいつも通りの面の皮の厚さを披露すると藤波さんは少し驚いた顔をした
「あれ?ハルさんから聞いてたのと印象が違うな。もしかして人違い?」
すると春陽が笑いながら答える
「いいや?この人だよ。可愛いだろ?」
「綺麗な人ですね」
俺を褒めている……
居づらい………
俺が二人を独占しているとお客さんから「すみません」と注文のために呼ぶ声が聞こえて春陽も藤波さんも急いで仕事に取り掛かった
俺は1人で席に座って頬杖をつきながら春陽の仕事っぷりを見つめる
お休みっていいなぁ
こんなにずっと春陽と居られるなんて
素敵
ぼんやりと考えていると藤波さんに声をかけられた
「ほんと、同じ男として腹立ちますよねー。ハルさんイケメンだし、仕事も出来るし女の子から大人気。羨ましいですよね」
