
息もできない
第19章 前回とは違うのです
女の子から大人気………か……
やっぱりそうなのか
俺はとりあえずしらばっくれてみる
「そうなんですか?」
藤波さんは嫌そうな顔をした
「そうですよー。お客さんの女の子から毎日のように連絡先渡されてるし、開店前からハルさんを待ってる人もいるし」
春陽を睨むように見ながらも藤波さんは手を動かし続ける
「まぁいいですけどね!お客さんが多いのは良いことですし。ーーはい、こちらどうぞ?」
話しながら準備していたのは俺のためのケーキと紅茶だったようで、注文もしていないのに出してもらって俺は驚いた
「え…いいんですか?」
「どうぞ」
またにっこりと笑われる
「フルーツタルトとニルギリ飲んでたって聞いてるからこっちも好きかなと思って」
出してくれたのは創作ケーキと藤波さんオリジナルブレンドティー
すごくいい香り
一口紅茶を飲むと口の中に広がる芳醇な香り
ケーキはドライフルーツが入っていて果物の甘さが優しく広がる
「美味しいです。とても」
俺が微笑むと藤波さんは少し照れ臭そうな顔をした
「喜んでもらえて良かった。おかわりあるから、どんどん食べて下さい」
そう言ったきり藤波さんは顔を赤くしたまま他の席へ食事を持って行ってしまった
やっぱりそうなのか
俺はとりあえずしらばっくれてみる
「そうなんですか?」
藤波さんは嫌そうな顔をした
「そうですよー。お客さんの女の子から毎日のように連絡先渡されてるし、開店前からハルさんを待ってる人もいるし」
春陽を睨むように見ながらも藤波さんは手を動かし続ける
「まぁいいですけどね!お客さんが多いのは良いことですし。ーーはい、こちらどうぞ?」
話しながら準備していたのは俺のためのケーキと紅茶だったようで、注文もしていないのに出してもらって俺は驚いた
「え…いいんですか?」
「どうぞ」
またにっこりと笑われる
「フルーツタルトとニルギリ飲んでたって聞いてるからこっちも好きかなと思って」
出してくれたのは創作ケーキと藤波さんオリジナルブレンドティー
すごくいい香り
一口紅茶を飲むと口の中に広がる芳醇な香り
ケーキはドライフルーツが入っていて果物の甘さが優しく広がる
「美味しいです。とても」
俺が微笑むと藤波さんは少し照れ臭そうな顔をした
「喜んでもらえて良かった。おかわりあるから、どんどん食べて下さい」
そう言ったきり藤波さんは顔を赤くしたまま他の席へ食事を持って行ってしまった
