
息もできない
第19章 前回とは違うのです
すると藤波さんと入れ替わるように春陽が俺のところにやってきた
「直浮気」
それだけ言うとカウンターに入っていき、作業を始める
「春陽!?違うよ?」
「…………」
「春陽ぃ…」
冷たく言い捨てたまま無言で作業する春陽に不安になって俺はもう涙目だ
声を掛けるのを諦めて俯くと、俺の前にアイスティーが置かれた
「!」
顔を上げるとにやにやと笑っている春陽がいる
額を軽く小突かれて
「冗談だよ。半分は」
「春陽…」
俺のために作ってくれたのが嬉しくてアイスティーのコップで手を冷やしながら微笑んでたら
「可愛すぎ」
って言われて
カウンターから出てきた春陽が耳元で
「俺以外から餌付けされるんじゃないよ」
と囁かれた
ふわぁぁあああ
胸がきゅんきゅんする…!!!
少女漫画のヒロインになった気分!!
叫び出したい気持ちをぐっと堪えて脚を小さくバタつかせていると来店を告げるドアベルが鳴った
何度も聞いてるはずなのになんでか妙に気になって振り向くとそこにいたのは会社を無断欠勤し続ける大崎さんがいた
俺は素早く顔を背ける
わわっ…
本当に来ちゃった…!!
「直浮気」
それだけ言うとカウンターに入っていき、作業を始める
「春陽!?違うよ?」
「…………」
「春陽ぃ…」
冷たく言い捨てたまま無言で作業する春陽に不安になって俺はもう涙目だ
声を掛けるのを諦めて俯くと、俺の前にアイスティーが置かれた
「!」
顔を上げるとにやにやと笑っている春陽がいる
額を軽く小突かれて
「冗談だよ。半分は」
「春陽…」
俺のために作ってくれたのが嬉しくてアイスティーのコップで手を冷やしながら微笑んでたら
「可愛すぎ」
って言われて
カウンターから出てきた春陽が耳元で
「俺以外から餌付けされるんじゃないよ」
と囁かれた
ふわぁぁあああ
胸がきゅんきゅんする…!!!
少女漫画のヒロインになった気分!!
叫び出したい気持ちをぐっと堪えて脚を小さくバタつかせていると来店を告げるドアベルが鳴った
何度も聞いてるはずなのになんでか妙に気になって振り向くとそこにいたのは会社を無断欠勤し続ける大崎さんがいた
俺は素早く顔を背ける
わわっ…
本当に来ちゃった…!!
