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「お待たせ」
「あぁ」


俺は席についてすぐに呼び出しボタンを押していつも注文するものを頼んだ


「これと、あとドリンクバーお願いします」
「かしこまりました」


少し落ち着いたぐらいで圭太が話しかけてくる


「で？なんか俺に用があったんだよな？」
「うん」


でも、今話すべきかな
これから店員さんとか来るし、来て早々こんな話するのもなぁ…


俺は迷った挙句

「食べ終わったら話すね」

とぼかした


オフィス街の真ん中にあってお昼時は混むからか、無駄な動きのない店員さんたちはすぐに注文したものを持ってきた

圭太は食べ終わっていたからか俺が食べるのを携帯をいじったり外を眺めたりして待っていてくれてる

すると


「そういやさ、大崎さん出社してきたな」
「あぁ…うん」


タイムリーな話題振ってきたなぁ


「おかげで俺の仕事楽になったよ。今日も昼休み長くもらえたし」
「何分まで？」
「30分延長」
「俺と一緒だ」
「直はなんで延長したんだ？」
「会議してたからさ」
「あぁ、なるほど」


やっぱり大崎さんて仕事できる人なんだよね
たった1人いるかいないかだけでこれだけいろんな所に影響が出るんだし