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息もできない

第9章 お友達ってどこまでですか

次の日休みだったこともあり
俺はその日三浦さんの家に泊めてもらった


俺をクイーンサイズのベッドに寝かせて、自分はソファに寝ると言った三浦さんをこんなに広いベッドなら2人で余裕で寝れるだろうって必死で止めて、真っ暗な部屋の中2人で同じベッドに寝転んでいた


「……………」

静かだなー
安心するような、少しだけ怖いような


三浦さん、もう寝たかな

ごろんと寝返りをうって三浦さんの方を向いた


綺麗な顔

「!!」

いきなり
仰向けで寝ていた三浦さんが寝返りをうってこっちを向いた


わ、わ…
どーしよ
どきどきする

なんでかわからないけど
すごく近くにいるのに微妙な距離離れているのが嫌になって、少しだけ近づいてみる

うー…心臓壊れそう

そしてそのまま身体のすぐ横まで寄ってみた

いい匂い
それに、人の体温って安心する

近づいてみると少しだけ離れたこの距離もだんだんもどかしくなって
腕をゆっくりどけてまで三浦さんの腕のなかに入った


きもちぃ…
このまま眠れそう

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