息もできない
第25章 息もできない
なにそれ!
なにそれ!!
可愛すぎ!!!!
俺は今すぐ抱き付きたい衝動を気合いで押さえ込んで、男同士でも不自然に見えないように腕を掴んだ
「〜〜〜〜っ」
「直?」
俺が俯いて様子がおかしいから春陽が心配そうに顔を覗き込んできた
そして俺の真っ赤な顔を見て春陽は笑った
「あははっ」
「笑わない」
ごめん、と俺の頭の上に手を乗せてから春陽は俺の手を自分の腕から外し、指の股を撫でた
「!!」
「もう、ほんと、早く帰りたい」
な、何そのえっちい仕種は!!!
普段何も感じない指の間が春陽に触られると妙にくすぐったくて、指の股をく、と押されると身体が揺れた
見た目からなのか、股間を触られているような感覚に陥って脚をもぞもぞ擦り合わせる
そんな俺を見て春陽は妖艶に微笑んだ
「早く夜になれば良いのにね?」
「う、ん……」
最後に春陽が俺の指先にキスをすると、背筋がゾクゾクした
それとともに周りから上がった黄色い声に、俺達は我に返る
「やばい、直」
「うん。と、とりあえずここを離れよう」
俺達は集まってしまった視線から逃れるようにそそくさとその場を離れた
なにそれ!!
可愛すぎ!!!!
俺は今すぐ抱き付きたい衝動を気合いで押さえ込んで、男同士でも不自然に見えないように腕を掴んだ
「〜〜〜〜っ」
「直?」
俺が俯いて様子がおかしいから春陽が心配そうに顔を覗き込んできた
そして俺の真っ赤な顔を見て春陽は笑った
「あははっ」
「笑わない」
ごめん、と俺の頭の上に手を乗せてから春陽は俺の手を自分の腕から外し、指の股を撫でた
「!!」
「もう、ほんと、早く帰りたい」
な、何そのえっちい仕種は!!!
普段何も感じない指の間が春陽に触られると妙にくすぐったくて、指の股をく、と押されると身体が揺れた
見た目からなのか、股間を触られているような感覚に陥って脚をもぞもぞ擦り合わせる
そんな俺を見て春陽は妖艶に微笑んだ
「早く夜になれば良いのにね?」
「う、ん……」
最後に春陽が俺の指先にキスをすると、背筋がゾクゾクした
それとともに周りから上がった黄色い声に、俺達は我に返る
「やばい、直」
「うん。と、とりあえずここを離れよう」
俺達は集まってしまった視線から逃れるようにそそくさとその場を離れた