テキストサイズ

息もできない

第11章 それでも、信じたかったのです

何を思ったか俺を縛った犯人は通話ボタンを押してスピーカーの状態で床に置いた

『もしもし、直?』
「ハルヒ…助けて」
『え?何があった?』

会社の資料室で縛られた、と言おうとしたけど犯人が俺のズボンのファスナーを開けたからそれどころじゃなくなった

「ちょっ…お前!!!何すんだよ!!!」

『直!?何してんだよ!?今どこ!?』

「あ、待っ…あぁっ」


目が暗いのに慣れてきてぼんやり見た感じ男だったそいつは俺のモノを取り出して口に含んだ

「や、めてっ…あぁ、っん…」

『直!!直!!どこにいる!?」

逃れられない感覚の中で必死にハルヒの声に答える

「し…りょう…っしつ」
『すぐ行くからっ!!!』


と電話から聞こえてその後はガタガタと何かを漁る音が電話から響いた

その間にも男の手は止まらなくて散々俺のを舐めてからズボンをずるりと足首までおろされた

「やめろっ!!なんなんだよ!」

抵抗しようにも手足が縛られていてろくな抵抗もできない

俺は男にむりやりうつ伏せに床に転がされた

こうやって縛られた状態でうつ伏せになると腰を突き上げて足を開いた体勢になる


これって…これって…
ヤられる…!?

「助けて!!!ハルヒっ!!助けてぇっ」

さっきから何も言わなくなっていた携帯に叫ぶ



ストーリーメニュー

TOPTOPへ