テキストサイズ

息もできない

第11章 それでも、信じたかったのです

もう通話は切れてしまったかと思ったが電話から

『直っ!?どうした!…っくそ』

走っているのか、荒い息の狭間にハルヒの声が聞こえた

男はハルヒの声なんて気にもせずに動き続ける
俺の後ろの蕾にぐっと細いものが当てられた
大して濡れてもいないからただただ痛い

「いっ…った、いっ……」

入らない事に苛立ったのか男はその細い棒状のものを舐めて濡らして再び挿入してきた

でもそれも効果があったのは入口までで、少し入ったらナカが引きつる

痛い、痛い…痛いぃ

それからはもう気遣いも何もなく奥まで一気に入ってきた

「ぅ、ぁぁああっ…ぁ、…っ」

痛みに悶える俺のモノをゆるく扱かれる

「ぁ、ん……はっ…っ、」

嫌でもそこは反応して、何かを咥え込んだ後ろの蕾も少しづつ緩まっていく

カチ、とスイッチが入る音がして後ろに挿入されていたものが振動した

「んあっ!、あっ…あぁあっ…っ」


だめ、やだ…
助けて


男はバイブだったらしいものを俺のお腹側にぐっと傾けた
バイブが前立腺に触れてそこを揺さぶられる

「ぅぁぁぁぁっ…ぁ、やめっ…て」

逃れようのない快感に男がくすっと笑った気がした

「直?きもちー?」

「!!」


この………声


「けい、た……」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ