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薫子の先生な日常

第3章 スクールカウンセラーさんと。

「どうしたの?」

さらりとした当たり前の流れで彼は聞く。

「うーん。研究授業の準備。」

そう、なんだかんだ、この年は忙しいことばかりだったのだ。

中堅の年代に差し掛かった、ということか。

私でさえ忙しいのだから、あの長井はもっと忙しくしていた。(偉いなあ。)

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