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薫子の先生な日常

第3章 スクールカウンセラーさんと。

その日の帰り、私は電車通勤だったのでTと一緒に駅まで歩き、一緒に電車に乗った。

時刻は5時。夏だからまだ明るくて、空もよく晴れていて、素敵な日和だった。
でも、そんな時に限ってアクシデントは起きる。

乗っていた電車が止まったのだ……。

まず、私達は黙って互いの顔を見合わせた。

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