
♢Fallen Angel♢
第1章 APPETIZER
ベビードールの胸元のリボンが解けると胸の膨らみを揉み、硬くなった先端を口に含んでは舌で転がし、音を立てて吸い付く。
時折、甘く噛まれると体の奥が締め付けられ、愛液が太股を伝い垂れていくのを感じる。
甘い空気を切るようにアラームが鳴り、 肩を押すと
「そろそろ幼稚園バスが着く頃だから下まで迎えに行ってくれない?今から着替えてると間に合わないから」
名残惜しそうに唇が離れ
「…わかった」
面倒臭そうにベルトを締め直して部屋から出て行った。
玄関横の広いクロークから掛けてあるダウンを取り出して羽織ると外に出た。
外に出ると部屋との温度差に耳が悴む。
首を竦めポケットに手を突っ込んだままエントランスを降りると冷たい風に枯れ葉が舞う。
既にバスは停まっていて
「しゅーん」
白い息をはきながら駆け寄り、小さな体が膝に絡みつく。
「唯(ゆい)たんおかえり。幼稚園楽しかった? 」
「うん」
満面の笑みを向け手を伸ばすと 「だっこして」
抱き上げるとバスに近づき、折り畳んだ小さなメモを渡すと、赤面する女が
「…唯ちゃんまた明日ね」
手を振るとドアが閉まり、バスは走り出した 。
唯の丸い瞳が不思議そうに真っ直ぐにみつめていて
「しゅん?」
頭を撫でて
「何でもないよ。帰ろっか?」
「うん」
マンションに戻り、玄関で降ろすと直ぐに靴を脱ぎ散らかし、リビングに続くドアを小さな手が勢いよく開けた。
「ただいま」
寝室のドアがゆっくりと開き、長い髪を肩にかけ、丈の短いワンピースのファスナーを上げている。
キッチンに向かう蓮の脚に小走りで絡みつき
「ママ、じゅーす」
笑顔を向けワンピースの裾を掴んで揺らす。
「ちょっと、待って」
小さなため息を漏らす。
ワンピースを握る手を離し、冷蔵庫から小さな紙パックのジュースを取り出しストローを刺して手渡すと、ストローを噛みながらソファーに体を沈めて、食い入るように甲高い音のするテレビ画面に見入っている。
少し遅れて部屋に戻ってくる駿に
「ワンピースのホック留めてくれない? 」
シンクの隣に並んでホックを留めると腰に腕をまわした。
首筋から耳にかけて大きく舌がなぞると小さな声が漏れる。
肩を押して睨みつけると、ソファーを指差して
「ハウス」
名残惜しそうに体から離れ、駿はソファーに体を沈めた。
時折、甘く噛まれると体の奥が締め付けられ、愛液が太股を伝い垂れていくのを感じる。
甘い空気を切るようにアラームが鳴り、 肩を押すと
「そろそろ幼稚園バスが着く頃だから下まで迎えに行ってくれない?今から着替えてると間に合わないから」
名残惜しそうに唇が離れ
「…わかった」
面倒臭そうにベルトを締め直して部屋から出て行った。
玄関横の広いクロークから掛けてあるダウンを取り出して羽織ると外に出た。
外に出ると部屋との温度差に耳が悴む。
首を竦めポケットに手を突っ込んだままエントランスを降りると冷たい風に枯れ葉が舞う。
既にバスは停まっていて
「しゅーん」
白い息をはきながら駆け寄り、小さな体が膝に絡みつく。
「唯(ゆい)たんおかえり。幼稚園楽しかった? 」
「うん」
満面の笑みを向け手を伸ばすと 「だっこして」
抱き上げるとバスに近づき、折り畳んだ小さなメモを渡すと、赤面する女が
「…唯ちゃんまた明日ね」
手を振るとドアが閉まり、バスは走り出した 。
唯の丸い瞳が不思議そうに真っ直ぐにみつめていて
「しゅん?」
頭を撫でて
「何でもないよ。帰ろっか?」
「うん」
マンションに戻り、玄関で降ろすと直ぐに靴を脱ぎ散らかし、リビングに続くドアを小さな手が勢いよく開けた。
「ただいま」
寝室のドアがゆっくりと開き、長い髪を肩にかけ、丈の短いワンピースのファスナーを上げている。
キッチンに向かう蓮の脚に小走りで絡みつき
「ママ、じゅーす」
笑顔を向けワンピースの裾を掴んで揺らす。
「ちょっと、待って」
小さなため息を漏らす。
ワンピースを握る手を離し、冷蔵庫から小さな紙パックのジュースを取り出しストローを刺して手渡すと、ストローを噛みながらソファーに体を沈めて、食い入るように甲高い音のするテレビ画面に見入っている。
少し遅れて部屋に戻ってくる駿に
「ワンピースのホック留めてくれない? 」
シンクの隣に並んでホックを留めると腰に腕をまわした。
首筋から耳にかけて大きく舌がなぞると小さな声が漏れる。
肩を押して睨みつけると、ソファーを指差して
「ハウス」
名残惜しそうに体から離れ、駿はソファーに体を沈めた。
