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♢Fallen Angel♢

第4章 EPICUREAN

ホックを外して剥がされると胸が露わになり、押し付けられていた駿の熱いものを渋々谷間に挟んだ。
硬くなった先端を吸い付きながら胸を揺する。
ため息と小さな喘ぎが駿の唇から漏れる。
「口で受け止めてくれるでしょ?」
頷く間もなく勢いよく白濁したものが口の中に広がる。
唇から離して溢れそうになる苦味に耐えて飲み込む蓮に清々しい笑顔を向けて
「お腹空いちゃった。何か作って」
不満げな表情を浮かべると脱がされたニットを掴んで着るとキッチンに立った。
「適当でいいよね?」
服を着てソファーに座る駿に冷たく言葉を放つ。
「蓮の作るご飯なら何でもいいよ。もしかして拗ねてる?後でいっぱい奉仕してあげるから」
目線を合わさずに
「いらない」
「素直じゃないんだから」
駿の言葉を無視して冷凍庫のチキンライスを温めてフライパンに広げた卵にくるんだ。
テーブルにオムライスの乗った皿を並べると子供のように嬉しそうな顔で駿が椅子に座った。
スプーンで口に運ぶ度、笑みを漏らしている。
そんな姿を横目に片付けを終えると、携帯を手に蓮はソファーにうつ伏せに転がる。
食べ終えると隣に座って蓮の太ももを撫でて
「なにしてるの?」
「誕生日の営業してるの」
「毎日営業電話してるのに、まだ足りないの?」
蓮の下着を引っ張って食い込ませて遊び、腰のリボンを解こうとする駿の指先を払って
「もう、邪魔しないで」
駿を睨むと携帯の画面に戻ってあまり手をつけていないアドレスの小さなハートの順番に名前を変えて、コピーペーストで客に長文のメールを送りつける。

一緒に誕生日お祝いしてくれるとうれしいな♡

蓮の脚を広げて顔を埋めると
「いい匂いがするよ。下着まで濡らしてるのに欲しくないの?」
指先が執拗になぞる。
リボンを解いて剥がすと脚を立てらせて舌を這わせながら音を立てて吸いながら舐める。
「やだ…だめ」
「気持ちいい癖に。いっぱい舐めてあげるから椅子に座ろ?ほら、起きて」
余韻を残したままゆっくり立ち上がる蓮を猫足の椅子に浅く座らせると唇を重ねて舌でこじ開けると浸食して絡め合う。
名残惜しく唇から離れると首筋を舌が這い、体を撫でながらワンピースを脱がす。
露わになった胸の輪郭を舌でなぞり、硬くなった先端を舌先で突つきながら吸いつく。
指先を太ももに滑らせて濡れた肌をなぞると蓮の脚を広げた。

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