
星光学園物語 -性行為認知校の実情-
第6章 傲慢の堕落
「初めに宮本先生にお伺いしたい事がいくつかございます。失礼ですが、この学園についてどれくらいの事をご存知でしょうか?」
「パンフレットに目を通した程度しか知らないわ」
「そうですか。では我が校が性行為認定校だと言う事はご存知だと解釈しますが宜しいですか?」
「……………………そうね」
今でも信じられない。
そんな場所が実際にあるなんて言う事自体も信じられない。
例えば、今目の前に座る前田君。
これだけしっかりしている子がパンフレットに乗っていたような事を三年も受けているなんてとても理解出来なかった。
「それは良かった。半年前に来られた方は何も知らない状態から説明しなければいけなかったので」
「……それは大変そうね」
前田君は笑いながら頭を掻く。
口で説明されても理解できないと思う。
私も未だに半信半疑だし。
「宮本先生のお仕事は、主にこの学園で起こる性犯罪に対処して頂く事です」
生徒の前田君から仕事の説明までされる事に少し驚きながらその内容もよく理解出来ない。
「どういう事かしら?」
「この学園では性行為は確かに認められています。しかし性犯罪が認められているわけではない。強姦や監禁などはあり得ないと言う事です」
「そんなの当たり前じゃない!」
私は思わず声を荒げてしまった。
「パンフレットに目を通した程度しか知らないわ」
「そうですか。では我が校が性行為認定校だと言う事はご存知だと解釈しますが宜しいですか?」
「……………………そうね」
今でも信じられない。
そんな場所が実際にあるなんて言う事自体も信じられない。
例えば、今目の前に座る前田君。
これだけしっかりしている子がパンフレットに乗っていたような事を三年も受けているなんてとても理解出来なかった。
「それは良かった。半年前に来られた方は何も知らない状態から説明しなければいけなかったので」
「……それは大変そうね」
前田君は笑いながら頭を掻く。
口で説明されても理解できないと思う。
私も未だに半信半疑だし。
「宮本先生のお仕事は、主にこの学園で起こる性犯罪に対処して頂く事です」
生徒の前田君から仕事の説明までされる事に少し驚きながらその内容もよく理解出来ない。
「どういう事かしら?」
「この学園では性行為は確かに認められています。しかし性犯罪が認められているわけではない。強姦や監禁などはあり得ないと言う事です」
「そんなの当たり前じゃない!」
私は思わず声を荒げてしまった。
