星光学園物語 -性行為認知校の実情-
第1章 憧れと無知の堕落
あたしが頭を下げたまま木村先輩は黙ってしまった。
今、いったい何を考えているだろう。
あたしには全然分からなかった。
「義昌っ」
心美先輩が決断を促すように名前を呼ぶ。
「中村、いや亜紀子。そこに座れ」
木村先輩があたしの事を名前で呼ぶ。
それだけであたしの思いは爆発しそうになる。
あたしは木村先輩に従って示されたマットの上に座る。
前からなんでバスケ部の部室にマット?って思ってたけど、もしかしたらこういう時の為なのかも知れない。
一度立ち上がった木村先輩はあたしの傍まで来て座り直す。
その後ろでそっと心美先輩が部室を出ようとしていた。
「心美!」
「え?バレた?」
そっとこの場を引こうとしていた心美先輩を木村先輩が引きとめる。
「ここにいろ」
「……しょうがないなぁ」
あまり聞く事のない木村先輩の命令口調。
その口調に何か思う部分があったのか心美先輩はそれに従ってこっちに戻ってきた。
今、いったい何を考えているだろう。
あたしには全然分からなかった。
「義昌っ」
心美先輩が決断を促すように名前を呼ぶ。
「中村、いや亜紀子。そこに座れ」
木村先輩があたしの事を名前で呼ぶ。
それだけであたしの思いは爆発しそうになる。
あたしは木村先輩に従って示されたマットの上に座る。
前からなんでバスケ部の部室にマット?って思ってたけど、もしかしたらこういう時の為なのかも知れない。
一度立ち上がった木村先輩はあたしの傍まで来て座り直す。
その後ろでそっと心美先輩が部室を出ようとしていた。
「心美!」
「え?バレた?」
そっとこの場を引こうとしていた心美先輩を木村先輩が引きとめる。
「ここにいろ」
「……しょうがないなぁ」
あまり聞く事のない木村先輩の命令口調。
その口調に何か思う部分があったのか心美先輩はそれに従ってこっちに戻ってきた。