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星光学園物語 -性行為認知校の実情-

第2章 知名と長の堕落

「あ、会長」


 舞台を降り、行為の始まった体育館の中を歩いていくと聞いた事のある声が耳に届いた。


「尾崎君」


 相手は尾崎君。
 昨日の私の呼び掛けに呼応して来てくれたようだ。
 尾崎君の後ろには彼の友達だろう二人の男子生徒が控えている。


「昨日はありがとうございました。お陰で吹っ切れそうです」
「それは良かったわ」
「それで会長、昨日の会長のフェラの事話したらこの二人がぜひ会長としたいって。いいですよね?」


 昨日尾崎君に遭遇するまでの私だったら断っていたかも知れない。
 でも今日の私にはそんな気はなかった。


「もちろんよ」


 私は自ら制服を脱ぎ捨てた。

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