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星光学園物語 -性行為認知校の実情-

第4章 悪名と反抗の堕落

 次の日の放課後。
 あたしは早速遠藤から呼び出しを受けた。
 めんどくさいけど流石に学園を退学になるわけにはいかないから指定された指導室に向かった。
 乱暴に指導室のドアを開ける。

「よう。加藤、遅いじゃねーか」

 指導室の中にいた遠藤はそう言って早速あたしを注意してくる。

「うるせーな。来たんだからいいだろ?」
「目上の人に対する態度がなってないな。それにさっきのドアの開け方もいかん。これはたっぷり指導する必要がありそうだな」

 ニヤニヤと笑う遠藤。
 マジで気持ち悪い。

「と指導の前に一応説明しといてやる。今回の教師世話役会への所属は一週間。ただしそれ以上の指導が必要だと俺が判断すれば延長もありえる。分かったな?」
「はいはい。分かりましたよー」

 一週間大人しくしていればいいだけの話なのだ。
 更生したように見せれば勝手に満足するだろう。

「とりあえずはそうだな。指し当たって頼む事もないし、舐めてもらおうか」

 遠藤はそう言って身体をあたしの方に向ける。
 ここは星光学園。
 こういう指導も認められているのだ。
 そんな事はとっくに理解している。
 ただこいつにするのは嫌だな。
 マジでキモイし。

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