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星光学園物語 -性行為認知校の実情-

第4章 悪名と反抗の堕落

「ふぅー。ま、初日だしこんなもんか」

 なにがこんなもんだよ。三回も口にだしやがって。
 遠藤が椅子に腰を下ろすと、佳恵がそれを舐めはじめる。
 あたしはそんな二人が見える位置に放りだされるようにして寝かされていた。

「あ、でも美奈代はあれか。どうせロクに家にも帰ってないんだろうしこのまま続けてもいいな」

 勝手な事言ってやがる。
 確かに家にはまともに帰ってないけど。

「そうだ。あれを使うか。佳恵、準備しなさい」
「はい」

 佳恵はまさに従順という言葉がぴったりなくらい献身的に遠藤の言う事を聞く。
 自分から志願して教師世話役会にいるらしいけど、あれじゃまるで奴隷だ。
 あたしは遠藤の事を睨みつける。
 未だに手錠で手を拘束されているのあたしにはこれしか出来無かった。

「美奈代。そんな睨むなよ。もっといじめたくなるだろ?」
「くっ」

 遠藤には指導のつもりなんて感じない。
 コイツはただ自分が楽しんでいるだけだ。
 何が生徒指導だ、くそ。

「ま、もうしばらくすれば美奈代のそんな顔も見れなくなるんだ。今のうちに楽しんでおくがな」

 遠藤はそう言うと、抵抗できないあたしの身体を抱えあげた。

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