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星光学園物語 -性行為認知校の実情-

第4章 悪名と反抗の堕落

 いったいどれくらいの時間が経ったのだろう。

 押し寄せてくる快感がその思考さえも遮る。

 今のあたしはきっと醜い顔をしているだろう。

 涎を垂れ流し、愛液で溢れ、快感に悶える。

 なんでこんな目に合わなきゃいけないんだろう。

 こんな事されてまであたしは何を求めているんだろう。

 もうなにもかも忘れたい。

 なにもかも忘れてただこの快感に身を任せられたらどれだけ楽だろう。

 それを邪魔しているのは僅かに残った理性と人間としてのプライド。

 この二つを失ってしまったら、あたしはただの人形になる。

 そんなのは絶対に嫌。

 耐えきってみせる。

 どんな事をされても絶対に。

 夜通し不規則に送られてくる快感に。
 それだけの思いで耐え続けた。

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