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星光学園物語 -性行為認知校の実情-

第5章 健気と従順の堕落

「今日はお疲れ様でした」


 事が済むと男性は満足そうに帰っていった。
 私と妙園寺さんは部屋にあったシャワーで身なりを整えてから部屋の外に出た。
 今は妙園寺さんと二人、世話役会員室で今日の反省をしている。


「お疲れ様でした」


 妙園寺さんは私よりも多く男性の相手をしていた。
 それでも疲れを見せずに最後まで男性を送りだし、今もこうして先輩として私の面倒を見てくれている。
 改めて凄い人なんだと感じた。


「仕事の内容はお相手によって様々ですが、今回のような事を期待しておられる方も多くいらっしゃいます。次からはあなた一人で対応して頂く事になると思いますので、くれぐれも粗相のないようにお願いしますね」
「はい」


 次から一人で、と言われて今日とは違った緊張を覚える。
 今日は妙園寺さんがサポートしてくれたからなんとか出来たけど自分一人で出来るのだろうか。


「安心して下さい。今日と同じようにやれば大丈夫ですから」


 妙園寺さんは笑顔で私の頭を撫でてくれる。
 妙園寺さんから太鼓判を貰えるだけで安心できた。

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