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不器用なくちびる

第6章 麻痺

栞はいつものように黙って床に座る。
いつもと違うのはテレビからする声。


『あん、あん、あん!もうだめぇ!』


しばらく見ていたけれど、
女の人が〝調教〟されて、
最初は嫌なのに最後にはおねだりして
SEXする…という感じの話が
いくつか集めてあるようだった。


確か前にエロいペットが欲しいって
言われたんだっけ…
それってこういう人の事?
私にもこういう事したいの…?


進むにつれ、〝調教〟シーンよりも、
初めて見るSEXシーンに
栞は目を奪われていた…


椎名が私にはしようとしないこと。


『早く来てぇ〜欲しいのぉ…』


〝欲しい〟ってどういうこと…?
栞のあそこはキュンキュンいっていた。

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