夏のシュークリーム
第2章 ヨソサマのお宅で
抱いている子猫のイワシをうっかり落としてしまわぬようにしなければ!…そう自分に言い聞かせねばならない程、身体は支配されていく。
「ハァ…」
酸欠寸前でようやく開放されるも、唇に触れられたたけなのに、もう我慢出来なくなっている自分がいる。
「イワシ、こっちに頂戴」
次郎は子猫をミカの腕から抱き取るとそっと床に下ろした。
「子供は見ちゃだめ。あっちに行ってようね」
そう示唆すると、理解したのだろうか、イワシはスタスタと廊下の向こうに行ってしまった。
「さて…」
「次郎君、やっぱり駄目だよ。ここ、松井さんの家なんだよ」
口ではそう発しているが、身体はすっかり受け入れる体制となり、ミカはじっとりと下半身から溢れ出る物を抑えられずにいた。
背中にまわされた右手の指がワンピースのファスナーを下げる。
左手はふわりと右頬を包み、真っ直ぐ見つめる瞳はミカの瞳を一層潤わせる。
唇を合わせるが、今度は拒む事なく自ら絡めていく。
いつでも冷たいこの舌を暖めるつもりで。
しかしそれも束の間、意識は次第にとろけて、薄くなっていく。
「ハァ…」
酸欠寸前でようやく開放されるも、唇に触れられたたけなのに、もう我慢出来なくなっている自分がいる。
「イワシ、こっちに頂戴」
次郎は子猫をミカの腕から抱き取るとそっと床に下ろした。
「子供は見ちゃだめ。あっちに行ってようね」
そう示唆すると、理解したのだろうか、イワシはスタスタと廊下の向こうに行ってしまった。
「さて…」
「次郎君、やっぱり駄目だよ。ここ、松井さんの家なんだよ」
口ではそう発しているが、身体はすっかり受け入れる体制となり、ミカはじっとりと下半身から溢れ出る物を抑えられずにいた。
背中にまわされた右手の指がワンピースのファスナーを下げる。
左手はふわりと右頬を包み、真っ直ぐ見つめる瞳はミカの瞳を一層潤わせる。
唇を合わせるが、今度は拒む事なく自ら絡めていく。
いつでも冷たいこの舌を暖めるつもりで。
しかしそれも束の間、意識は次第にとろけて、薄くなっていく。