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姉さんに夢中

第20章 呆れる性欲

ぐっすり眠っていた。
明け方近くまでセックスしていたから無理もない。

暑くて目が覚めた。

外は昨夜の雨が嘘のような良い天気だった。
真夏の暑さを取り戻し、朝から気温が上昇したようだ。

時計は10時30分を過ぎていた。

「起きた?・・」

隣で姉さんが僕を見つめていた。

「うん・・もう起きてたんだ・・」

「お母さんからの電話で起こされちゃった・・」

全く気づかなかったが、10時頃に姉さんの携帯に母さんが電話してきたそうだ。

「お昼過ぎには帰ってくるって・・」

「えっ?そうなの?・・もうあまり時間無いじゃん・・」

2人きりの時間は、もういくらも無い。
一気に現実に引き戻された。

「そうね・・どうしようか?・・」

「・・どうしようかって・・そんなの決まってるじゃん・・」

姉さんの身体を引き寄せた。

「もう・・そうだと思った・・タカちゃんのエッチ・・」

姉さんと唇を重ねた。

姉さんだってそれを期待してたんでしょ?

言葉を飲み込み唇を重ねた。

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