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姉さんに夢中

第30章 夢の中の姉さん

12月も残り僅かの土曜日。
朝早くから起こされ、家の大掃除を手伝わされた。

リビングのワックス掛けをするからと、ソファーやらテーブルを隣の和室に運ぶのを手伝わされた。

現場監督は勿論母さん。
肉体労働者は僕と父さん…

いやぁ、散々こき使ってくれた。
強制労働から解放されたのは、お昼近くだった。

簡単に昼食を済ませると、母さんと父さんはこれからじいさんの家の掃除をしに行くらしい。

「ちゃんと部屋の掃除しとくんだよ?わかった?」

「はいはい…わかりましたぁ!…」

チクリと言葉を残して両親が出かけた。

ふうっ…やっと解放された。
急にシンと静まり返る我が家。

姉さんは受験指導らしく朝から学校に行っている。
そろそろ帰ってくる頃だろう。

姉さん早く帰って来ないかなぁ…

ここ最近は、両親揃って留守になる事が無かったから、セックスできるチャンスなのに……と、ついエッチな妄想をしてしまう。

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