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寝不足と、体力消耗でぐっすり眠ってしまっていた。

とんでもない事になるとも知らず、眠っていた。

昼過ぎに事件は起きた。



「ただいまぁ～」

母さん情報では５時頃帰宅のはずの姉さんが帰ってきた。

爆睡していた僕は、この時はまだそのことを知るよしもなかった・・
母さん情報を鵜呑みにしていた僕がバカだった・・・



真理亜がリビングに入ると、貴斗がソファで眠っていた。

「！！？」

すぐに異様な光景に気付いた。

眠っている貴斗が、膝下までズボンとパンツを下ろして下半身を露出したまま寝ていた。

傍らには、丸めたティッシュ・・

何をしていたかはすぐに想像がついた。