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涼『…玲於？』






玲『…外で倒れてるの見た時、本当に心配した』




涼『ごめん。』

呟いてから
玲於の方に頭を預ける。



玲『もう起きないんじゃないかって』




涼『ごめん。』




俺も抱きかえした。



その瞬間

玲於が バッと俺を引き剥がした。






涼『へ？』




玲『俺…玲於が好きなんだけど』





涼『え!?』
心臓がバクバク言ってる。
嘘かホントかも分からない。



けれど…
玲『涼は？』


今の自分に正直になるのなら

涼『…………………好き。』








そう言った瞬間
自分の唇に唇が重なり


歯列をなめるようにして

舌が入ってきた。




自分の舌の上で
動く玲於の舌はまるで
生き物で



優しくそれを愛撫した。






涼『……んっ、』



息が苦しくなってきて


頭も 朦朧としてきた。