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好きで、好きで、好きで。

第2章 転入生


前を向いて話をしている担任に目を向ける。
操は今にも落ちそうな瞼を押し上げながら、頑張って聞き取ろうとした。

昨日の優斗とのセックスの後、寝る前に思い出しながらオナニーをしていて11時を回ってしまった。

隣の家に住む優斗は幼なじみで、部屋の窓も向かい合わせだから、たまにああして勝手に入ってくる。

だから勿論夜、操の自慰行為で漏れる声も聞こえてくることもあるけれど操自身は気づいていなかった。


背が低く、見た目はたまに小学生に間違われるようなあどけなさに、クリクリとした瞳。

その上マイペースな操は男女関係なく、まるで妹のような扱いを受けていた。

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