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BL~中編・長編集2~

第6章 ~大切な場所~

「ところで・・・お前ら、どうするんだ? 遠距離恋愛でもすんのか?」

「そうなるだろうな。 鏡夜は主人と暮らしたいだろうし。」

「・・・・」

そっか。 シバさんと、離れて暮らさないといけないんだ。

「不安か?」

「・・少し・・・」

シバさんはカッコいいから・・・きっと、すごくモテるんだろうな・・・

「ま、シバは遊び人だからな。 不安になるのも当然だろ。」

「だ~か~ら!! 俺は一途だって言ってるだろ!!」

「あの・・・」

「「!!」」

で、そんな言い合いをしていたら、また留架様が声をかけてきました。

「お礼っていうか、その・・・よかったら、ここで暮らさない? せっかく、鏡夜の友達になってくれたんだし・・・」

「「え?」」

ここで・・・暮らす? 皆さんがですか?

「もちろん、みんながよければだけど・・・」

亮様は既に了承済みの様子。 僕達を見て、優しく微笑んでいらっしゃる。

「だってさ。 どうする?」

「俺はどっちでも構わないけど・・・」

ハルさんとシロさんはどちらでもいい様子。 後は、シバさんが決めるだけですね。

「うーん・・・」

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