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BL~中編・長編集2~

第6章 ~大切な場所~

いや、確かにわかりやすいのですが・・・

「うん。 まぁ・・・・いっか。」

「だな。 その方が混乱しないし。」

「名前呼ばれて反応できるかなー。」

秋夜・・・か。 留架様は、猫の名前に「夜」を付けるのが好きみたいですね。

「よろしくね。 みんな。」

「「ワン!!」」

「にゃ~。」

これから、楽しくなりそうです。

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「鏡夜――!!」

「にゃ!?」

その日の午後。 春架様や境様が遊びに来られました。

「意識戻ってよかったー!!!」

僕の姿を確認するなり、春架様は息ができないくらい強く僕を抱きしめてきました。

「にゃ・・」

「春架、鏡夜が窒息死するからやめろ。」

僕が苦しそうにしているのがわかったのか、空様が春架様を止めて下さいました。

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