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こういう時じゃなくても、瑞城に頼ってるけどな。

「瑞城・・・」

「ん？」

瑞城に聞いてもらったおかげで、だいぶ気持ちが楽になった。

「ありがとな。」

「・・・気にすんな。」

ほんと、俺はいい同僚に恵まれたよ。

「そういえば、さっき田中と話してたよな？」

「あぁ、話してたけど・・・それがどうした？」

そんなとこ見てたのか。

「何の話してたんだ？」

「ん？　今日、仕事帰りに飲みに行こうって。」

「二人で？」

瑞城の言葉に頷くと、急に不安そうな顔になった。

「なんでまた急に・・・お前ら、仲よかったっけ？」

「いや・・・・別に悪いことはないけど、二人で飲みに行くほどの仲じゃないな。」

俺も不思議に思っていた。

どうして急に、二人で飲みに行こうとか言い出したんだろう。

「・・・」

「どうした？」

昨日から、田中絡みの話になると、瑞城はこの表情を浮かべるな。