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BL~中編・長編集2~

第11章 ~恋の公式~

「いや・・・」

「?」

・・・・・そういえば、昨日俺の好きな人についてやけに突っかかってきたのは田中だったな・・・

「俺の考えすぎかもしれないしな。」

「・・・そうか。」

まだ納得していない表情を浮かべている瑞城。

「・・・・・」

瑞城の嫌な予感が的中しないといいんだけどな。








「お。 お疲れ。」

仕事終わり・・・・わずかな不安を抱えながら、待ち合わせ場所に向かった。

「悪い、待たせたか?」

待ち合わせ場所には、田中の姿が。

「いや。 俺も今来たとこ。」

「・・・そうか。 で、どこ行く?」

田中の店の好みとかわからないし、田中の行きたい店に行こうと思っていたのだが・・・

「俺のおすすめの店あるから、そこでもいいか?」

「あぁ。」

ならよかった。 今から調べないといけないのかと思った。

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