BL~中編・長編集2~
第3章 ~初恋は実らない~
敦志と二人で家を出て、学校までの道のりを並んで歩く。
「今日もいい天気だなー。」
「だな。」
叔母の家から学校までは、そう遠くない。
「そういえばさ、朔夜って武田先輩と同じクラスだよな?」
「あぁ。」
武田・・・?
「噂って本当なのか?」
「・・・・だいたいはな。」
俺のクラスにいる武田には、ある噂がある。
それは・・・
「やっぱり、本当じゃないんだ。」
「当たり前だろ。」
クラスの人間全員と寝たことがある。というもの。
うちの学校は、男子校。
しかも、そっち系の人間が多いことで有名だ。
「男なんかの何がいいのかわからないな。」
「・・・・」
俺のクラスにいる奴らは、武田を除いて全員受け。 つまり、ネコってこと。
実際、武田は噂に近いことはしている。
「ま、恋愛は自由だと思うけどね。」
俺以外の全員と、寝たことがある。 だから、ほぼ噂は真実。
「で、その武田先輩なんだけどさ~。」
「今日もいい天気だなー。」
「だな。」
叔母の家から学校までは、そう遠くない。
「そういえばさ、朔夜って武田先輩と同じクラスだよな?」
「あぁ。」
武田・・・?
「噂って本当なのか?」
「・・・・だいたいはな。」
俺のクラスにいる武田には、ある噂がある。
それは・・・
「やっぱり、本当じゃないんだ。」
「当たり前だろ。」
クラスの人間全員と寝たことがある。というもの。
うちの学校は、男子校。
しかも、そっち系の人間が多いことで有名だ。
「男なんかの何がいいのかわからないな。」
「・・・・」
俺のクラスにいる奴らは、武田を除いて全員受け。 つまり、ネコってこと。
実際、武田は噂に近いことはしている。
「ま、恋愛は自由だと思うけどね。」
俺以外の全員と、寝たことがある。 だから、ほぼ噂は真実。
「で、その武田先輩なんだけどさ~。」