禁断の恋は病院の中で
第4章 *恐怖心*
-鈴side-
ん、起きた....
誰こいつ、あ、和人か...
そうだ、昨日ヤッたんだっけ
まだこいつ寝てるし、
どうしよ、起こすべきなのかな
身体、拭かないとベタベタするよな
...まぁいっか
そう思い俺は和人の頬にキスをする
もう、しちゃいけないんだ
昨日の晩だけなんだ
昨日が特別だっただけで
...そうだ、和人は彼女がいたじゃないか
一回身体を重ねたくらいで
自惚れちゃいけない
「まだ、深夜3時...」
帰ろう、
無断でこんなことをしてしまったし
母上に怒られるんだろう
でも、帰らないよりは帰った方が
まだましだ
俺は和人の部屋をあとにし
地下駐車場でまっているピカピカの愛車に乗り込んだ