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一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~

第3章 【残り菊~小紅と碧天~】 旅立ち

「惚れに惚れ抜いた女だから、できれば手荒なことはしたくなかった。特にお前は初めてだろうから、優しく抱いてやるつもりだったんだ。でも、お前がどうしても俺を拒み通すっていうんなら、しようがねぇ」
「準平さん?」
「観念しな、小紅」

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