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「良いも悪いも、俺自身が手前で播いた種だ。もしお前がまだ俺を嫌いじゃない、機会をくれるというのなら、俺は何が何でも待つ、今度こそ、お前が良いと言うまでは指一本触れない」
　小紅の眼からつうっと透明な滴が流れ落ちた。
「良かった。私たち、まだ始まったばかりじゃない。だから、これからもっと一杯色んなことを話して、たくさん想い出を作っていきましょう」