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心をあげる

第3章 あなたが呼んだ

ウィーーーーン…



SINの起動音がする。

チップは日常生活の手伝いをする為に

作られたものを入れた。

そして認識する人物の登録は私だけ。



リュカ…リュカ…目を覚まして…



ピクッ…



長いまつ毛が揺れ

リュカと同じ深緑の瞳が現れる。



もう戻れない…

私は決して足を踏み入れてはならない

領域に入ってしまった気がした。

でも例え地獄に落ちたって…構わない。

だって…

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