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お嬢様、執事にはお気をつけください

第13章 タキ②

「ぁああ気持ちいい!気持ちいいよおぉ!」

リアが叫ぶと、『誰か』がフッと笑った気がしたが、そんなことを気にする間もなく腰の動きが一気に速くなった。
喘ぎ声の合間に聞こえるはしたない水音がリアの聴覚を刺激する。

「あああイくイくっ!イくううぅ!あっーーーー」

一度達したせいか、リアはあっけなく達してしまった。
ベッドに沈み込んで動かなくなったリアに、頭上から聞き慣れた声が降る。

「リア様…あなたは相手が誰でも構わずにこんなに気持ちよくなれるのですね…」
(この声…!)

その時、『誰か』がリアのアイマスクを外した。
そして目の前にいたのはーーーー

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