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お嬢様、執事にはお気をつけください

第14章 ライ③

リアは顔が熱く火照るのを感じた。
しかしなぜか同時に身体の奥がじんわりと熱くなるのを感じる。

(やだ…どうして…?)

2人の会話はまだ続いている。
それを聴いていると、顔の火照りとは違う、身体が疼くような感覚がする。
リアは自分の身体の変化に戸惑っていた。
その時、リアは後ろから口を塞がれた。

「!?」

リアは驚いて、必死に抵抗しようとする。

「リアちゃん、俺だよ。落ち着いて」

耳元で囁かれた聞き覚えのある声に、リアは抵抗をやめて後ろを振り向いた。

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