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お嬢様、執事にはお気をつけください

第14章 ライ③

ライはリアの背筋を指でなぞった。
いきなりの甘い感覚に、身体がゾクゾクする。

「やっ…!」
「静かに」

ライはリアの口を塞ぐ。

「大きい声出したら…あの2人にも聞こえちゃうよ?」
「!!」

ハルとリオンとは、距離にしたら10mも離れていない。
声を出したら、嫌でも確実に聞こえるはずだ。

「声、我慢してね…?」

リアの口に当てられていた手が外される。
そしてライの手がリアの腰のラインをゆっくり撫でる。
その手は太腿の外側へ、次に内側へと移動していく。

「っーーー、ん……っ!」

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