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お嬢様、執事にはお気をつけください

第15章 ハル③

リアは早速アロマキャンドルを使ってみた。
少しクセのある甘い香りが浴室に充満する。

(ユリ…かな?けどちょっと違うような…何だろう?…でも、いい香り…)

リアは浴槽に浸かりながら香りを楽しんだ。

(そうだ…ちょっと疲れてるみたいだし…ついでにマッサージしようかな…)

リアはマッサージしようとして手を二の腕へ持っていこうとした。
しかしその途中で、手が胸の先端を擦ってしまった。

「ん…」
(やだ、私…!)

鼻にかかった声が漏れてしまい、リアの顔が熱くなった。
しかし同時に、あることが頭をかすめた。

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