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お嬢様、執事にはお気をつけください

第1章 ソウシ

ソウシはリアが言いたいことを察したが、口を挟まなかった。
そのことが、リアの口を滑らかにした。

「あたし今まで男の人と付き合ったことなんてほとんどないし…その……ちょっとさ、こわいんだよね…。初めての人が優しくしてくれるとも限らないしさ…。だから………っ‼⁇」

リアは目を大きく見開いたまま硬直した。
目の前にはソウシの整った顔があり、唇には柔らかな感触がある。
ソウシはそのまま舌をリアの唇へと割り入れ、口内をかき乱す。

「んっ…ふ、ぅあ……っんん…は、あっ」

生々しい感触に、リアはぎゅっと目を瞑った。

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