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お嬢様、執事にはお気をつけください

第5章 タキ

そして夕食後ーーー

コンコン

リアがタキの部屋のドアをノックすると、タキはドアを開けてリアを招き入れた。

「お待ちしていましたよ、リア様」

タキが部屋の中へとエスコートする。
タキの部屋はシンプルだけどセンスの良さが伺える。

(あぁ…お仕置きって何だろうなあ…タキのことだから正座のまま2時間お説教とか、物理の問題集をひたすらやらされるとかだろうなあ…うわ、どっちも絶対イヤ!)

リアがそんなことを考えていると、タキは引き出しから何かを取り出し、リアに手渡した。

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