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お嬢様、執事にはお気をつけください

第5章 タキ

「何?…………??!!!」

タキが手渡したのはピンクローターだった。
リアは自分が今手にしているものがそれだとわかった途端、真っ赤になる。
タキは近くにあった椅子をリアがいる方へ向けて座った。
手にはローターのスイッチが握られている。

「では、お仕置きを始めましょうか。まずそれを下着の中へ入れてください。ちゃんと気持ちいいところに当たるように」
「えっ、待っ…!これ…っ!」
「リア様、今はお仕置きの時間ですよ。口答えは禁止です」

タキの切れ長の目がリアの目をとらえる。
リアは背筋がゾクリとした。

「………はい…」

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