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お嬢様、執事にはお気をつけください

第1章 ソウシ

ソウシの綺麗な指がリアの鎖骨をゆっくりなぞり、さっき肩にかけたばかりのカーディガンを取り去った。

「……っ!」

リアは恥ずかしくて目を背けた。

「お嬢様…」

ソウシはリアの肩が緊張でわずかに震えているのに気付き、胸が甘く締め付けられた。

「大丈夫ですよ。優しくいたしますので力を抜いてください」

ソウシはいつもと変わらない優しい声で囁いた。
リアは言われるがままに力を抜いた。
その瞬間、ソウシの手がリアの服に滑り込んだ。

「っあ!」

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