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お嬢様、執事にはお気をつけください

第7章 ライ②

「…ん……っは、ふ……ぅ…」

ライはリアをゆっくり味わうように口づける。
しばらくリアの唇を堪能した後、ようやく唇を離した。

「じゃあ今度はリアちゃんからキスして?」
「えっ…?でも、やったこと、ない…」

リアはキスの余韻でまだ荒い息のまま答える。

「リアちゃんは今日は俺のメイドだからね。大丈夫。俺が今やったみたいにして?」

そう言ってライは近くにあった椅子に座った。
リアはライに近寄ると、そのまま口づけた。
ぎこちなく舌を動かすと、ライがそれに応えてくれる。

「……っ、はぁ…」
「リアちゃんかわいい。上手だよ」
「ライ…」
「ダメだよ、リアちゃん。今日はリアちゃんはメイドなんだから、ちゃんとご主人様って呼んで?」
「あ…ご主人様…わかりました…」

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