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お酒を飲まない理由

第2章 お酒を飲まない理由・その2

全くお酒が飲めないので、『ジュースで良ければ…』と返信すると、『大丈夫大丈夫!ちょっとだけでも飲めばいいやん』と返ってきます。

まぁ、ちょっとなら…という思いがあって、行くことを承諾しました。

待ち合わせ場所は、JR黒崎駅。

待ち合わせ時間の30分前に着いて、改札を出た商店街側の喫煙所でタバコを吸っていると…

T先輩「あら?〇〇(筆者の名前)ちゃん!どうした?」

横を見ると、同じ下宿のT先輩です。

筆者「あれ?先輩、どうしたんですか?俺はY(ハッスルに誘った同級生)ちゃんに『飲みに行くぞ』っち、誘われたンすよ」

T先輩「あ、マジで?いや〜俺もなんよ。たださぁ、昨日から下痢気味やけぇ、あんま飲みきらんのよね。よざきぃい(大分県南の方言で『面倒臭い』の意味らしい)わぁ〜」

筆者「そげんですか…」

なんて会話をしていました。すると、Y君からメールが来ました。

『近くのパチンコ屋に居るよ。今どこ?』

とあったので、そこまで行くことにしました。

そのパチンコ屋まで先輩と行くと、Y君はホクホク顔です。訊くと、またもや吉宗で勝って、10万円くらいあるとのことでした。

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