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お酒を飲まない理由

第2章 お酒を飲まない理由・その2

三人でパチンコ屋から出ると、ある一軒のお店に入りました。

白を基調とした店構えで、見た感じはその様なお店には見えません。
そして、ドアを引くと、ガンガン大音量で音楽が流れていました。中に入ると薄暗く、目が慣れるまではなかなか中の様子が分かりません。

するとボーイさんが来て、案内します。

席に座ると、前金でY君が払います。指名が云々という話がありましたが、フリーでとのことでした。

5分くらいしてからでしょうか、それぞれに女の子が付きました。筆者には金髪のギャル風の女の子が付きました。

その女の子の名前をミカちゃんとします。ミカちゃんは、筆者に話しかけてきます。

ミカ「はじめまして〜、ミカで〜す」

筆者「は、はじめまして」

ミカ「あれ?こういうお店初めてですかぁ〜?」

筆者「は、はい!あ、あの…どうしたら…」

ミカ「ん〜とね〜、まずはお酒を飲みましょう〜。何がいいかな〜?」

筆者「そ、それじゃあ…ウーロン茶を…」

ミカ「ウーロン茶ぁ?まずはビールなんだよ?」

筆者「え?そうなんですか?じゃあ、ビールを…」

ミカ「は〜い、ビールですね〜」

ミカちゃんの口車に乗る形で、飲み始めました。

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